2012.04.01MESSAGEインパクトホールディングス株式会社
TVCMなどのマスによるコミュニケーションでは、なかなかモノが売れない時代になりました。これからは、お客様と直接接する店舗店頭でのコミュニケーションを強化していくことで、変化しやすいお客様の状況や要求を理解し、市場の動向をとらえるよう努めなければなりません。
そこで必要とされるのが、店舗店頭に特化したフィールドマーケティングです。2004年にメディアフラッグを起業した当時、すでに世の中に存在していた現場を把握するフィールドワークはまだまだアナログが中心。調査という分野においても、ネットリサーチ以外はアナログでした。 ここをIT化すれば、さまざまな角度から問題が検討され、新しい発想、アイデアにつながっていくはずだと考えました。
私がかつて在籍していた、セブン-イレブン・ジャパンのフランチャイズ店舗管理システムは素晴らしいものでした。店舗の状況を共有するための情報システムと、スーパーバイザーによる店舗管理。つまり、「IT」と「人」がまさに両輪となって機能しており、その結果セブン-イレブン・ジャパンは、日本の流通業におけるNo.1の地位を作り上げているのだと確信しました。
そこで私は、セブン-イレブン・ジャパンのような「IT」と「人」を基本軸とするフィールドマーケティングをアウトソーシングで提供することを発想し、メディアフラッグを起業しました。セブン-イレブン・ジャパンでのスーパーバイザーと、店舗情報システムの構築業務に携わった経験を活かし、人が動く調査や巡回結果をデータベース化する「ITツール(Market Watcher)」を開発。さらに、これを使いこなす 「人(Media Crew)」を組織化して、フィールドマーケティングを支援するサービスを立ち上げました。
メディアフラッグは、流通業に新しいコミュニケーションの流れを創造し、流通・マーケティングに携わった経験ならではの発想に基づくサービスを提供します。それにより、とりわけ消費財メーカー様や、店舗チェーン様のフィールドマーケティング強化に貢献していきたいと考えています。当社の革命的なフィールドワークにより、市場に新しい価値を創造していきます。