2016.05.27MESSAGEインパクトホールディングス株式会社
いつもありがとうございます。
本日48歳の誕生日を迎えました。facebook等々で多くのメッセージを頂き、大変有難うございます。今年の干支は申年、メディアフラッグも2004年設立の申年で、12周年になります。今日はこの後12周年祝いも兼ねて、メディアフラッグの仲間たちと懇親会を実施させて頂こうと思っています。
実は3月に病気になり、人生初めての入院を経験しました。3月4日夜に高熱になり、当初はインフルエンザとの診断だったのですが、1週間経っても怠さが抜けないため再診に行きました。諸々再検査をやってもらい、肝臓に膿が溜まる「肝膿瘍」という病気にかかっていることが分かり、緊急入院してトータル12日間病院におりました。病気の原因は、2月にインドに行った際にアメーバ赤痢に感染して、それを放っておいた為ということでした。脇腹から管を刺して6センチくらい大きさの膿を1週間以上かけて取り出すのと同時に、抗生物質の点滴を続けて何とか完治しました。もし処置が遅れていたら大事になっていたようで、ギリギリ発見することができ完治できて本当に良かったです。インドでは水等々の衛生面に細心の注意を払っていましたが、なかなかハードな国です。
さて病気になりながらも病室ではそれなりに仕事をやっていたのですが、企業家として考えさせられることもありました。「もし病気の発見が遅れていたら、会社はもう経営出来なかったかもしれない」と。本日で48歳になったとはいえ、私の経営者としての時間は決して無限ではなく有限であり、何らかの形で終了するものだと改めて認識しました。メディアフラッグでは2030年まで数値目標を掲げていますが、その時私は62歳。今からあと14年です。そこまでは先ずは企業家としての「使命」をこれまで以上に意識していこうと思います。「なぜメディアフラッグは存在しているのだ」「なぜ自分はメディアフラッグを経営しているのだ」「なぜ自分が社長でなくてはならないのだ」。2030年までの道のりの中で、目標がいくつか前後することがあるかもしれません。最終的には目標とする企業規模になり、経営理念である「社会性ある事業の創造」を実現することこそが、私が企業家としてあと14年間最前線で走り続ける目的です。「従業員を幸せにすること」「世の中に役立つ仕事をすること」、そして「流通業界の発展に寄与することで、社会性ある事業を創造する」ということです。この使命から外れたことは今後絶対にしません。限りある企業家人生を「使命」に沿って着実に進んでいこうと、改めて誕生日を迎えた本日決意しました。
昨年の十勝たちばな事業再生では、株主の皆様含め大変ご心配をお掛けしている状況です。本当に申し訳ございませんでした。今年こそ必ず、そして一気に回復をして見せます。強い気持ちで経営に臨んで参ります。今年の目標と、2030年の目標。両輪をバランス良く追いながら、企業家としての「使命」を全うして参ります。今後ともご支援のほど宜しくお願い致します。