2017.12.31MESSAGEインパクトホールディングス株式会社
いつもありがとうございます。
2017年もいよいよ年末最終週に突入しました。2012年9月の東証マザーズ上場から数えると早5年が経過し、当初思い描いていた「上場5年後」とは大きくかけ離れた現状に対しとても悔しい思いがありますが、この思いを忘れることなく次への糧にして参ります。これまで付いてきてくれた全従業員及び全国のメディアクルーの皆さんや、温かくご支援頂いた株主ほかステークホルダーの皆さん、本当にありがとうございます。今期も色々なことがありましたが、総括すると更なる高みを目指すための「第2創業」のベースが整った良い1年だったように思います。
期の前半は十勝たちばなの株式譲渡に集中した日々でした。2013年11月に買収してから3年半にわたる事業再構築・改革・改善により、ようやく明るい兆しが見えてきたところで今年8月に同社売却が完了し、9月からはコア事業である店頭販促ソリューションを提供するメディアフラッグ・impactTV・cabicの営業推進活動に完全シフトしました。営業推進チームの行動量最大化やグループ間シナジーの再強化、さらには私自身も全国各地を飛び回るトップ営業などが功を奏し、引合い件数の増加やコンペでの受注拡大に繋がりました。その結果、中間決算説明資料でも申し上げましたが受注数は前年同期比で20%強増加しております。
また、期の後半からはIT系フィールドサービスの拡充に向けていくつかのプロジェクトをスタートさせました。以前よりimpactTVにて開発を進めていた「IoTサイネージ PISTA」については、ソフトウエアが完成し、売場での実証実験段階に進みました。こちらは引き続きチューニングを進め、予定通り来期より販売スタートとなります。その他店頭に設置されたデジタルサイネージを起点として、販促キャンペーンへの参加や来店客へのリターゲティング広告配信を可能にするサービスも提携企業との外部連携により進めております。
消費者の声を企業のお客様相談室へ確実に届ける口コミアプリ「言わせて.SHOP」についても、要件定義が完了し現在制作中の段階です。このように来期から既存サービスでも新規サービスでも楽しみなネタが多く、非常にワクワクしている状態です。
さて来期以降の中期戦略については、国内外において私達のコア事業である店舗店頭に特化したフィールドマーケティング領域でより大きなシェアを狙っていきます。メーカーの予算の使い方が広告宣伝費から販促費に移行しつつある中で、消費者購買はECの占める割合が大きくなっており、売場のショールーミング化が進んでいると言われています。しかし実際に消費者が購入商品を見極めている場所は、リアル店舗の売場です。リアルの売場で目の肥えた消費者から選ばれてこそ、ECでの売上拡大が成立するといっても過言ではありません。
上記を踏まえ、私達は引き続き店舗店頭に特化したフィールドマーケティング事業をさらに力強く推進していきます。具体的な施策としては3つ考えております。①IoTサイネージの拡販、②店舗データベースの構築と活用、③インド展開の拡大です。
2017年もいよいよ年末最終週に突入しました。2012年9月の東証マザーズ上場から数えると早5年が経過し、当初思い描いていた「上場5年後」とは大きくかけ離れた現状に対しとても悔しい思いがありますが、この思いを忘れることなく次への糧にして参ります。これまで付いてきてくれた全従業員及び全国のメディアクルーの皆さんや、温かくご支援頂いた株主ほかステークホルダーの皆さん、本当にありがとうございます。今期も色々なことがありましたが、総括すると更なる高みを目指すための「第2創業」のベースが整った良い1年だったように思います。
期の前半は十勝たちばなの株式譲渡に集中した日々でした。2013年11月に買収してから3年半にわたる事業再構築・改革・改善により、ようやく明るい兆しが見えてきたところで今年8月に同社売却が完了し、9月からはコア事業である店頭販促ソリューションを提供するメディアフラッグ・impactTV・cabicの営業推進活動に完全シフトしました。営業推進チームの行動量最大化やグループ間シナジーの再強化、さらには私自身も全国各地を飛び回るトップ営業などが功を奏し、引合い件数の増加やコンペでの受注拡大に繋がりました。その結果、中間決算説明資料でも申し上げましたが受注数は前年同期比で20%強増加しております。
また、期の後半からはIT系フィールドサービスの拡充に向けていくつかのプロジェクトをスタートさせました。以前よりimpactTVにて開発を進めていた「IoTサイネージ PISTA」については、ソフトウエアが完成し、売場での実証実験段階に進みました。こちらは引き続きチューニングを進め、予定通り来期より販売スタートとなります。その他店頭に設置されたデジタルサイネージを起点として、販促キャンペーンへの参加や来店客へのリターゲティング広告配信を可能にするサービスも提携企業との外部連携により進めております。
消費者の声を企業のお客様相談室へ確実に届ける口コミアプリ「言わせて.SHOP」についても、要件定義が完了し現在制作中の段階です。このように来期から既存サービスでも新規サービスでも楽しみなネタが多く、非常にワクワクしている状態です。
さて来期以降の中期戦略については、国内外において私達のコア事業である店舗店頭に特化したフィールドマーケティング領域でより大きなシェアを狙っていきます。メーカーの予算の使い方が広告宣伝費から販促費に移行しつつある中で、消費者購買はECの占める割合が大きくなっており、売場のショールーミング化が進んでいると言われています。しかし実際に消費者が購入商品を見極めている場所は、リアル店舗の売場です。リアルの売場で目の肥えた消費者から選ばれてこそ、ECでの売上拡大が成立するといっても過言ではありません。
上記を踏まえ、私達は引き続き店舗店頭に特化したフィールドマーケティング事業をさらに力強く推進していきます。具体的な施策としては3つ考えております。①IoTサイネージの拡販、②店舗データベースの構築と活用、③インド展開の拡大です。
まず『IoTサイネージの拡販』については、従来のオフライン版をオンライン版に、ワンウェイ方式をインタラクティブ(タッチパネル)方式に市場スタンダードの変換を図っていきます。オンライン版になることで映像コンテンツや配信プログラムの一括切替ができるだけでなく、前述のPISTAによる棚前購買行動の捕捉データを常時売場から吸い上げる事が可能となります。これにより店頭販促キャンペーンやリターゲティング広告配信による来店コンバージョンアップを狙うサービスとして来年以降確立していきます。
2つめの『店舗データベースの構築と活用』については、フィールドマーケティング事業でこれまで私達が積み重ねた400万件に及ぶ売場情報のデータクリーニングを現在行っております。これを基に「何処の店舗で、どのような販促活動をするべきか」という企画段階からしっかり踏み込んで、コンサルティングに資する情報源として活用していきます。またデータベース自体の補強策としては、地域経済分析システムRESASや自社開発中のアプリである「言わせて.SHOP」の定量定性データを取り込むことで、情報の精度を高めていきます。
3つめの『インド展開の拡大』については、現在提供している現地コンビニチェーンの本部強化・商品開発・マーケティング等のコンサルティングサービスをさらに昇華させ、現地証券市場での上場を目指す投資案件としても踏み込んでいきたく考えております。以上3つの戦略を駆使し、東証1部指定替えという短期目標もその過程で達成していく所存です。
最後になりますが、毎年私の手帳の最初のページに貼り付けてあるフレーズを皆さんに共有して、年末の挨拶を締めくくらせていただきます。
・神様が味方したくなるほどの努力を欠かさない
・自分はツイている人間だという自信がある
・努力すれば良いアイデアが浮かび、良い出会いがあり、良い決断をする自信がある
・一方中途半端な努力では絶対に目標は達成しない
・努力しないでうまくいった記憶はほとんど無い
・うまくいかなかった時の悔しさがバネになり、次の努力をする人間だ
・そして最後は必ず神様は自分の味方をする
・自分は人よりちょっとだけ努力して、ツキがあっただけ
・決して勉強もスポーツも一番だったことはない
・自分程度の人間はいくらでもいる
・自分程度の努力はいくらでもできる
・だから上手くいっても、決して驕ってはいけない
・自分の場合は驕ることは人生の成長の終わりを意味する
・でもつい驕ってしまっている自分がいる時もある
・学び続ければ、元々のツキを利用して必ずうまくいく
・謙虚さを武器にするのだ