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2018.12.31MESSAGE

<代表メッセージ>2018年12月31日 新年を迎えるにあたって

 2018年大晦日です。今年も本当に有難うございました。先ずはMEDIAFLAG GROUP全従業員及び全国のメディアクルーの皆様に心から感謝します。そして株主様ほかステークホルダーの皆様にも本当にお世話になりました。第15期も本日で終了となります。本年はMEDIAFLAG GROUP復活の序章ということで、気合を込めて突っ走った感覚があります。未だ目標の一部は道半ばであり、来年への繰り越し案件もありますが、概ね今後の事業の方向性や戦略などは定まってきているので、全般的には良い1年でした。来年以降も、大きな目標へ向かってまだまだ走り続けます。「売場を元気に、日本を元気に!」を事業コンセプトに掲げ、事業に邁進します。
 さて2019年3月開催予定の株主総会の決議を経て2019年4月1日、メディアフラッグは創業15周年を機に社名変更を実施する予定です。

新社名      :「インパクトホールディングス株式会社」
英表記      :「Impact HD Inc.」
証券コード及び略称:「6067 インパクト」

 新社名とともに新たな事業展開をカタチにすべく、これからも挑戦し続けます。先日、創業初となる5ヵ年の中期経営計画を発表させていただきました。グループ全体の展望としては、HRソリューション事業拡大による売上高貢献、IoTソリューション事業における利益率貢献により、2023年12月期の経営数値目標として売上高180億円、営業利益20億円を実現すべく経営に邁進してまいります。

 まず『IoTソリューション』では、2019年度よりオンライン版店頭用デジタルサイネージの販売を本格化させていきます。これにより従来のハード機器売上に加えて、アプリケーション利用料によるストック型収益が積上げ可能となり、利益率が大幅に向上する見込です。またこれまで培った小型デジタルサイネージ事業のノウハウを基に、開発スピード・コスト・低ロット対応等に更に磨きをかけ、タクシー後部座席や美容室座席等でのメディア展開企業向けにオリジナル業務用デジタルサイネージを開発・提供します。こちらも店頭用と同様、アプリケーション利用料による収益が見込めます。
 PISTAという新製品を2018年8月より販売スタートしましたが、本製品の特長でもある「顧客の棚前購買行動」をデータベース化している企業は、世界にも類を見ないと考えています。これは世界的大手WEBサービス企業でも難しいでしょう。我々はこのデータベースを更に強化し、3年後5年後の武器の一つにすべく収集・分析を続けてまいります。

 次に『HRソリューション』では、これまでフィールドマーケティング事業で当社が積み重ねてきた420万件に及ぶ大量の売場情報「店舗データベース」を武器として最適な販促対象店舗を選定し、効果的な販促手法をコンサルティングできるようになることで、更に競合他社との差別化が図れます。
 またIoTソリューション同様、店舗店頭以外の領域へのインフラ提供を開始します。それが、先日株式会社インソース(東証一部上場:証券コード6200)とジョイントベンチャーで設立した株式会社ダブルワークマネジメントです。事業内容は、オフィスワークの短時間短期間派遣事業です。実はこの領域で既に先行する競合企業があり、この2年間で売上が3倍、100億円に迫る勢いです。こちらをしっかりベンチマークしながら育ててまいります。
 加えて、株式会社MEDIAFLAG沖縄が展開するリゾートバイト特化型の人材マッチング事業 「Resort Channel(略称:リゾッチャ)」も新規事業としての挑戦です。こちらも5年後に売上50億円規模を目標にしています。来期以降はINSTORE LABO・札幌キャリアサポート等の新規設立企業・M&A企業がいよいよ事業拡大フェーズに入ります。2019年我々にとってさらに楽しみな事は、消費増税・元号変更・大型スポーツイベント準備等により、スポット的な売場メンテナンスや推奨販売の需要が高まることです。既に実績も多数ありますので、この波に乗り確実なシェア拡大を狙っていきます。

 最後に『MRソリューション』では、リアル店舗が大手EC企業に負けない売場作りをする為の中核を担うサービスと言えます。リアルだからこそのきめ細やかな接客サービスが求められます。この事は先日北京に行った際、アリババの展開するリアル店舗「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ)を視察し、改めてその重要性を実感しました。さらに接客同様重要視されるのは「オリジナル商品開発」です。いくら話題の無人コンビニでも、そこでしか買えない価値ある商品が無ければ、わざわざそこで購入する理由がありません。なぜなら無人である事はあくまでもお店の都合であり、お客様にとっては直接の価値にはならないからです。これらの気付きを踏まえ、我々は来期以降商品開発支援のリサーチやコンサルテーションが出来る体制を整えていこうと考えています。
 またインド・インドネシア等アジア諸国における小売業向けコンサルサービスも、単なるコンサル業からの脱却を模索し、現地財閥系企業とのジョイントベンチャーによる事業として踏み込んだ展開を志向していきます。こちらの実現は、我々が5年後に桁の違うステージを確立する事にも繋がります。しっかりモノにすべく、慎重かつ大胆に動きます。上記各セグメントの事業戦略をもとに、東証1部指定替えという短期目標もその過程で達成していく所存です。最後に、私が仕事をする上で大切にしている姿勢について皆様に共有して、年末の挨拶を締めくくらせていただきます。

『最後は絶対に神様が味方してくれる』

・神様が味方したくなるほどの努力を欠かさない
・自分はツイている人間だという自信がある
・努力すれば良いアイデアが浮かび、良い出会いがあり、良い決断をする自信がある
・一方中途半端な努力では絶対に目標は達成しない
・努力しないでうまくいった記憶はほとんど無い
・うまくいかなかった時の悔しさがバネになり、次の努力をする人間だ
・そして最後は必ず神様は自分の味方をする

『自分程度の人間はいくらでもいる』

・自分は人よりちょっとだけ努力して、ツキがあっただけ
・決して勉強もスポーツも一番だったことはない
・自分程度の人間はいくらでもいる
・自分程度の努力はいくらでもできる
・だから上手くいっても、決して驕ってはいけない
・自分の場合は驕ることは人生の成長の終わりを意味する
・でもつい驕ってしまっている自分がいる時もある
・学び続ければ、元々のツキを利用して必ずうまくいく
・謙虚さを武器にするのだ

バナナをボスに略奪されたときにこそ、自分はなんてツイているのだろう。この身の毛が逆立つほどの悔しさを覚えておこう。なぜならこの屈辱感が、いずれ自分の宝物になるのだ」と思える猿だけが、いつかボスの座を奪えるのである。
2019年も一生懸命働きます!

株式会社メディアフラッグ

代表取締役社長

福井 康夫

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